YMC2 |
【2016 年1月21日 米国ジョンソンコントロールズインク本社(ウィスコンシン州ミルウォーキー)より発表】
ジョンソンコントロールズ(ニューヨーク証券取引所略号:JCI、以下ジョンソンコントロールズ)は本日、好評を博している同社の磁気軸受搭載ターボ冷凍機YORK YMC2シリーズの対応冷凍能力を1,000冷凍トン(3,500 kW)まで拡大し、商業ビルおよび住居用空調冷熱機器のラインナップを拡充することを発表しました。冷凍能力を大幅に拡張した本新製品は、静粛性を向上し、高効率でメンテナンスの手間もかかりません。磁気軸受やオイルフリー技術を採用することで冷凍機の性能を向上させます。
YMC2冷凍機は動力伝達装置に磁気浮上技術を用いることで、回転時の摩擦抵抗をなくすと同時に静粛性に優れ、より効率的な運転を可能にしています。また、標準的な可変速駆動を標準化することで、運転効率をさらに高めています。
- 70 dBAと掃除機並みの運転音です。
- YORKシリーズは業界の中でも最低温の冷却水が使用でき、エネルギー使用量を削減できると定評があります。また、YMC2冷凍機は部分負荷を0.1 kW/トン以下に抑えることができるため、光熱費の大幅な削減が可能です。
- オイルフリー設計により、信頼性の高い運転で、メンテナンスにも手間がかからず、製品寿命を通じて維持費を低減します。
ジョンソンコントロールズ ビルディングシステムズ グローバルチラー担当バイスプレジデント ローラ・ワンド(Laura Wand)は次のように述べています。「YMC2冷凍機は、ジョンソンコントロールズがお客様の抱える課題解決のための革新的なソリューションを提供する力があることを示しています。本製品に加え、今回新たに低価格の空冷式冷凍機やネットワークに接続して稼働率の最適化を図る冷凍機ソリューションも発表しました。業界で最も優れた製品を揃えることで、世界中のさまざまななお客様のニーズに合わせて、ランナップを強化して行きます」
YMC2シリーズは165~1,000冷凍トン(580 ~3,500 kW)に対応する製品ラインナップが揃っています。
米国ジョンソンコントロールズ インクについて
ジョンソンコントロールズは、世界150ヵ国以上のお客様に多様なテクノロジーを提供する、業界トップクラスのグローバル企業です。13万人の従業員が、ビルのエネルギー効率や運用効率を最適化する質の高い製品、サービス、ソリューションをはじめ、自動車用鉛酸バッテリーおよびハイブリッド車・電気自動車用先進バッテリー、自動車シートコンポーネントの開発に取り組んでいます。ジョンソンコントロールズのサスティナビリティへの取り組みは、創業のきっかけとなった初の電気式室内サーモスタットが発明された1885年にまで遡ります。成長戦略とマーケットシェアの拡大によって、ジョンソンコントロールズは、株主への価値の提供と、顧客の成功の支援に取り組んでいます。また、2015年にコーポレート・レスポンシビリティ誌(Corporate Responsibility Magazine)の「企業市民100社」で、当社は第14位に選定されました。詳細はhttp://www.johnsoncontrols.comをご覧ください。
ジョンソンコントロールズ株式会社 ビルディングシステムズについて
ジョンソンコントロールズ株式会社 ビルディングシステムズは、米国ジョンソンコントロールズ インク(Johnson Controls, Inc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長: マーク・カトラー/ Mark Cutler)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの製造、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細はhttp://www.johnsoncontrols.co.jp/be をご覧ください。
≪報道関係の方々からのお問い合わせ先≫
ジョンソンコントロールズ株式会社
ビルディングシステムズ 広報室 村井(むらい)、平野(ひらの)
TEL: 03-5738-6054 FAX: 03-5738-6508 mailto:jp.pr@jci.com